ダイナースクラブ プレミアムカードとアメックス プラチナ・カードを比較してみた

ステータスカードといえばダイナースクラブとアメックスでしょう。ぼくはダイナースクラブ プレミアムカードとアメックス プラチナ・カードを持っているのですが被っているベネフィットが多く、自分がどのようなベネフィットを享受できるのか調査するべく整理するために比較してみることにしました。

ダイナースとアメックスを2枚持ちしている方やどちらのカードを取得しようか迷っている方の参考になれば幸いです。

カードフェイスを比較

アメックス プラチナ・カードとダイナースクラブ プレミアムカードはどちらもプラスチックのカードとメタルカードを発行しています。

アメックスの方はメタルカードがメインカードでプラスチックのカードはサブカードという扱いなのですが、ダイナースクラブ プレミアムカードはプラスチックのカードがメインカードでメタルカードはサブカードで支払い口座も分ける事ができます。

ダイナースクラブ プレミアムカードのメタルカードは発行手数料として1枚2万円くらいかかるので、どうしてもメタルカードを欲しい人だけ持っているのではないでしょうか。一時期に、すごい人気でダイナースクラブのメタルカードの発行が停止していましたが、今は再開したようです。

アメックス プラチナ・カードとダイナースクラブ プレミアムカード

カードフェイスは好みが分かれるところですが、アメックス プラチナ・カードのメタルカードとダイナースクラブ プレミアムカードのプラスチックのカードはぼくの好みです。

ダイナースクラブ プレミアムカードのメタルカードは実際に発行して手にしてみるとアメックスの方が良いかな?と思い、入手して1ヶ月くらいは使っていましたが今はまったく使っていません。黒のメタルカードだったら良かったのですが、なんかこれじゃない感があります。

基本情報の比較

項目ダイナースクラブ
プレミアムカード
アメックス
プラチナ・カード
年会費143,000円(税込)143,000円(税込)
家族カード無料4枚まで無料
メタルカードあり
※カード1枚につき20,000円(税込)
あり
ポイント100円 = 1.5ポイント100円 = 1ポイント
ショッピング・リカバリー年間500万円限度年間500万円限度
基本情報の比較

年会費はどちらも同じですが家族カードについてはダイナースが制限ないのに対してアメックスは4枚まで無料となっています。

また、メタルカードはダイナースクラブは有料です。アメックスは基本カード会員のみメタルカードが使えて家族カードはメタルカードが使えません。家族カードでもメタルカードを使いたい場合、有料ですがダイナースクラブの方が良いですね。

ホテル関連のベネフィットを比較

ホテル会員のベネフィットについてはアメックスの方が多いです。このあたりはさすがアメックスと言えるでしょう。でも、ぼくは実際のところ一休の利用率が高いです。

項目ダイナースクラブ
プレミアムカード
アメックス
プラチナ・カード
Marriott Bonvoyゴールドエリート
ヒルトン・オナーズゴールドエリート
Radisson RewardsGoldエリートステータス
SEIBU PRINCE CLUBプラチナメンバー
一休ダイヤモンド会員
ホテル・メンバーシップ

アメックスは貯めたポイントをホテルのポイントとの交換できるというメリットがあります。

項目ダイナースクラブ
プレミアムカード
アメックス
プラチナ・カード
Marriott Bonvoy1000ポイント=999ポイント
ヒルトン・オナーズ1000ポイント=1,250ヒルトン・オナーズポイント
ホテルのポイント交換

グルメ関連のベネフィットを比較

グルメ関連ではダイナースクラブの方が数や質ともに圧倒的に上です。ダイナースのプレミアムデスク経由で予約するとお店で上客として扱ってもらえる場合が多いというメリットもあります(ぼくの経験談)。

項目ダイナースクラブ
プレミアムカード
アメックス
プラチナ・カード
所定コースが1名無料プレミアムエグゼクティブ ダイニング2 for 1ダイニングby招待日和
予約の難しいお店料亭プランアメックス・スペシャル・リザーブ
グルメベネフィット

各種保険を比較

個人賠償責任保険は日々の生活で万が一の場合に役に立つのでうれしいですよね。旅行保険についてはダイナースは国内・海外共に自動付帯と利用付帯の差がない点が素晴らしいです。

項目ダイナースクラブ
プレミアムカード
アメックス
プラチナ・カード
スマホ保障スマートフォン・プロテクション
個人賠償責任保険最大1億円最大1億円
海外旅行傷害保険<自動付帯>
傷害死亡・後遺障害 最高1億円
<自動付帯>
傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円
<利用付帯>
傷害死亡・遺障害 最高1億円
国内旅行傷害保険<自動付帯>
傷害死亡・後遺障害 最高1億円
<自動付帯>
傷害死亡・後遺障害 最高1,000万円
<利用付帯>
傷害死亡・後遺障害 最高1億円

その他の保険を比較

ぼくはまだ利用したことがないのですが、リターンプロテクションだとかホームウェア・プロテクションは素晴らしい保険ですね。こういうのを見ると、家電を買うならアメックスが良いかなと思ったりします。

項目ダイナースクラブ
プレミアムカード
アメックス
プラチナ・カード
リターン・プロテクションお店が返品を受け付けないとき購入金額を補償
ワランティ・プラス1年間のメーカー保証後に、さらに2年間メーカーとほぼ同等の保証をする
ホームウェア・プロテクション電化製品/パソコン、カメラなどが万一破損した場合
※アメックスでの購入に関わらない

マイレージを比較

マイレージ参加プログラムは圧倒的にアメックスが多いですが、ポイント還元率を考えるとダイナースの方が上と言えます。

航空会社
マイレージプログラム
ダイナースクラブ
プレミアムカード
アメックス
プラチナ・カード
全日空
ANAマイレージクラブ
1,000ポイント=1,000マイル
※上限:年間4万マイル
1,000ポイント=1,000マイル
※上限:年間4万マイル
日本航空
JALマイレージバンク
2,500ポイント=1,000マイル
※上限なし
2,500ポイント=1,000マイル
※上限なし
大韓航空2,000ポイント=1,000マイル
※上限:120,000マイル
デルタ航空 スカイマイル2,000ポイント=1,000マイル
※上限:140,000マイル
1,250ポイント=1,000マイル
※上限なし
ユナイテッド航空2,000ポイント=1,000マイル
※上限:120,000マイル
スカンジナビア航空
ユーロボーナス
1,250ポイント=1,000マイル
※上限なし
キャセイパシフィック航空
アジア・マイル
1,250ポイント=1,000マイル
※上限なし
エティハド航空
エティハド ゲスト
1,250ポイント=1,000マイル
※上限なし
エミレーツ航空
エミレーツ・スカイワーズ
1,250ポイント=1,000マイル
※上限なし
エールフランス航空
KLMフライング・ブルー
1,250ポイント=1,000マイル
※上限なし
カタール航空
プリビレッジクラブ
1,250ポイント=1,000マイル
※上限なし
カンタス航空
カンタス・フリークエントフライヤー
1,250ポイント=1,000マイル
※上限なし
シンガポール航空
クリスフライヤー
1,250ポイント=1,000マイル
※上限なし
タイ航空
ロイヤルオーキッドプラス
1,250ポイント=1,000マイル
※上限なし
中華航空
チャイナエアライン ダイナスティ・フライヤー
1,250ポイント=1,000マイル
※上限なし
フィンエアー
フィンエアープラス
1,250ポイント=1,000マイル
※上限なし
ブリティッシュ・エアウェイズ
エグゼクティブ・クラブ
1,250ポイント=1,000マイル
※上限なし
ヴァージンアトランティック航空
フライングクラブ
1,250ポイント=1,000マイル
※上限なし
マイレージプログラムの比較

まとめ

ダイナースクラブもアメックスも、どちらも素晴らしいカードで甲乙付けがたいです。どちらか一方のカードを選べと言われるとダイナースクラブになるのですが、ぼくはいつか収入を上げてセンチュリオンカードを持ちたいという夢があるので2枚持ちを続ける予定です。

ダイナースクラブは銀座に買い物に行ったときにラウンジが使えたりグルメ関連のベネフィットが素晴らしいですよね。ぼくは毎年、奥さんのバースデイは必ずダイナースクラブ プレミアムデスクにディナーの予約を依頼しています。ダイナース経由だと良い席に案内してくれたり優遇してくれる事が多いので、ぼくはグルメ関連はダイナース一択です。

旅行も、ぼくは一休でホテルを予約する事が多いので一休のダイヤモンド会員が使えるダイナースクラブはありがたい存在です。

アメックスは日々の生活で役に立つかも知れないリターンプロテクションだとかホームウェア・プロテクションといった保険が利用できる点が素晴らしいですね。ただ、正直なところ普段の生活でアメックスが必要になる場面は少ないです。

アメックスは旅行の際に高級ホテルに何泊もできる財力があればカードの魅力を存分に堪能できると思うので、ぼくの年収が2000万円を超えるようになればメイン使いすると思います。